授業と工場見学
2023年1月、国際大学の舟橋先生(学生7名)と燕市の製造業を訪問しました。
国際大学の学生は90%が外国人で授業は全て英語で行われます。日本に居ながら濃密な国際交流の環境を有するユニークな大学です。修了生の約5,000名は(2022年7月現在)アフリカ・アジアを中心に142の国と地域で活躍しています。
創立40周年を機に、蓄積された人的ネットワークを活かすため、学生と地域の交流を主眼とする地域連携室が新設されました。将来的には、企業の海外進出を補佐し、地域産業の発展に貢献することを目指しています。
舟橋先生は「地域資源とソーシャルビジネス」をテーマに、企業が所有するリソースを活用して、他国の課題を解決する商品・サービス提供の可能性を検討する授業をしています。
訪問先の(株)プラニング瑞穂さんはノベルティの製造販売業です。展示会を機に軍手の用途を「作業」から「ノベルティ」に転換しました。設備はそのまま活かしながら、短納期の要望に応えるべく仕組化された現場を見学させていただきました。
『安価な輸入品との競争は、結果として低賃金で長時間労働を強いていた。』と振返る丸山氏(代表取締役)。『仕事を楽しく、従業員の方々が誇りをもって働けるように』という丸山氏の考え方が変革の原動力でした。
当社では、工場見学を通じて学生と企業を繋ぐサービスを開発しています。授業や研究のテーマに沿った工場見学の場を実現し、双方に喜んでいただける企業を目指しています。